わかりやすく解説!日本から台湾入国規定 2022年9月29日~と国境開放に向けてのガイドライン

9月22日発表された 9月29日午前0時より台湾の入国規定についてわかりやすく解説します。

今回大きなポイントはビザなし渡航可能、居家検疫(隔離)3日間が一人1室に可能になったということです。
9月29日より変更
①ビザなし入国可能
②隔離期間の一人一室で可能に
③到着時のPCR検査廃止
④開放毎週入国者上限 6万人まで引き上げ

1週間経過観察し状況が悪くならなければ、早くて10月13日に隔離なし、ビザ不要、国境開放へとのことです
10/13はあくまでも予定です。


では詳しく見ていきましょう。
入国資格、隔離について、入国必要書類について、到着空港の順に書いていきます

1.入国資格

日本は協定でビザなし90日の渡航が可能であったので、短期であればビザなし渡航が可能となります。
長期の就学、就職の場合はビザを以前のように取得してください。

2.隔離について

9月29日以降はワクチン接種済など関係なく台湾への入国後、隔離(居家検疫)3日+自主防疫期間4日が義務づけられています。

隔離(居家検疫)の規定 
1.入国日は0日と起算(実質は4日間の隔離と考えておきましょう)
2.防疫ホテルもしくは一人一室
一人一室とは 部屋に専用のバストイレがあること。
但し、同居家族が全員同日に入国なら同室(自宅など)でも可能
その場所が隔離に適しているか警察などにより調査も実施されます。
スマホのGPSで管理されているので、登録したホテルの部屋、もしくは自宅以外からは一歩も出れません。
1秒でも出たら罰金。5万円~となりますので注意ください 
隔離期間中 ホテルの場合、掃除などのサービスはないので自分で行う。ゴミ捨てはドア外に置いておきます。予約により三食も提供あります。

自主防疫期間の規定
1.滞在先は隔離期間と同じもしくは一人一室の条件を満たしている場合はそちらでも可能。移動申請書類不要
2.自主防疫期間中は一般のホテル滞在は不可
3.2日以内の抗原検査で陰性だった場合は外出可能
4.マスクは必須(飲食時のみはずしてもよい)、ソーシャルディスタンスを保つ
5.不特定多数の人がいる場所は避ける
6.公共交通機関に乗車はOKだが、飛行機で離島はダメ

まず隔離先+自主検疫期間滞在の場所を確保しましょう。
台湾では隔離ホテルと通常営業のホテルとはすみわけされていますので、同じホテルの一角が隔離ホテルということはありません。
なので期間中はお気に入りホテルでのんびりスティということは難しいでしょう

3.入国必要書類及び申請

1.入国書類は特に必要なし

2.14日以内に症状があった場合はWEBサイトへの登録(入境檢疫系統・Quarantine System for Entry)
台湾到着48時間前からのみ登録可能

記入方法についてこちらよりご確認下さい
わかりやすく解説!日本から台湾入国規定 2022年9月1日~

4.台湾到着後の流れ

到着したら4回分の簡易検査キットを渡されます(2歳以上全員)
なのでエコバックなど用意しておいたほうがいいかもです。

簡易検査をするタイミングは、
到着日もしくは翌日に1回
隔離期間最終日に1回。
最終日の検査で陰性であれば、翌日から自由で出かけられます。
自主防疫期間の場合、2日以内の検査で陰性であれば出かけられるので
上記の5日目、7日目に検査してください。

くどいようですが隔離は到着日は0日で翌日より起算して3日間。
家、ホテルの部屋から一歩も出てはいけません。
常にGPSで管理されています。罰金がえげつないのでご注意ください

PCR検査もないので通常通り荷物をピックアップして出国ゲートへ

隔離先への交通手段ですが、公共交通機関の利用は不可です
4パターン
①防疫タクシー
②防疫バス(無料)
③家族・友人・知人の迎え、特定業者の車にて迎え
④自身が運転する車


①防疫タクシーの料金下記地域はメーターに準ずる(1000元以下)
桃園空港から台北、新北、桃園、基隆、新竹
松山空港から台北、新北、桃園、基隆
桃園空港から各地域までのタクシー料金は下図を参考に

②防疫バス(無料)
桃園空港から台北、新北への防疫バスは、台北市での降車場所より隔離先までタクシーは不可
家族・友人・知人のお迎えの車しか認められておりません。
台中など遠方は防疫バスに乗車し、降車場所から防疫タクシー可能です

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③家族・友人・知人の迎え、特定業者の車にて迎え
途中下車とかしてはいけないのでご注意を
この移動手段を登録しないといけません。

④自身が運転する車
9月1日~隔離先まで自身の運で移動が許可されました
レンタカーは不可で自分の車しか運転はできません。
指定駐車場に停車しておき、速やかに移動し隔離先まで寄り道禁止です

台湾到着後 LINE登録しておくと毎日の情報が入ります
疾管家
台北市政府(台北に滞在の場合は有効です)

5.国境開放に向けてのガイドライン

これで1週間様子をみて早ければ10月13日より隔離不要になります

入国者上限 週に15万人
隔離日数  廃止、7日間の自主防疫期間
PCR検査  4回分の簡易検査キットの配布
交通手段 症状がない人は公共交通機関に乗車可能
ビザ   ビザなし渡航可能、ビザが必要な国からの観光での入境可能
     個人旅行可能

到着日に簡易検査を行って陰性であれば、その日から外出可能。
2日以内の簡易検査で陰性であればその後も外出可能(0.2.4.6日目で実施すればok)
自主防疫期間は一人一室の条件を満たすで自宅、友人宅、ホテルが原則
65歳以上の方や6歳以下のお子様との接触をできるだけ避ける
病院や長期療養施設、高齢者介護施設、お見舞いは禁止、緊急性のない医療行為や検査は防疫期間後にする

ということで国境開放まですぐそこまでです。
当初懸念していた団体旅行しか受け入れらないのではないか?に関して言えば
日本の入国者数の伸び悩みもあったのか?業界からの強いプッシュだったのか?
個人旅行が一気に開放になりました。

早く台湾への自由な往来の日が来ますように

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4件のコメント

  1. 情報ありがとうございます。
    台湾旅行までもうすぐですね。
    10月13日予定の隔離不要になった場合、ホテルは一般のホテルでもいいのでしょうか。

    1. 13日以降、隔離不要となった場は
      一般のホテルで大丈夫ですよ。

  2. 10月13日以降が予定通りの場合、同居家族ではなく、友人と旅行となれば、一人一室は変わりませんか?

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