わかりやすく解説!日本から台湾入国規定 2022年9月1日~

台湾入国について2022年9月1日以降の措置について書いていきます
情報は流動的なので必ず最新情報をご確認下さい。
9/1以降は隔離の規則が変更されますのでご留意ください

目次
1.入国資格
2.隔離について
3.入国必要書類及び申請
4.到着空港にて

1.入国資格

台湾に観光目的では入国できません
入国資格は下記のような形です
1.台湾籍
2.台湾籍の家族、配偶者
3.永住、居留証など資格を保有している方
4.ビジネス、就学、ワーキングホリデーなどのビザを保有している方
ビザ発給については詳細をご確認下さい。台湾駐日文化代表処
ビザによっては申請窓口の予約をしなくてはいけないので、必要な方は早めに動いてください。

2.隔離について

9月1日以降はワクチン接種済など関係なく台湾への入国後、隔離(居家検疫)3日+自主防疫期間4日が義務づけられています。

隔離(居家検疫)の規定 
1.入国日は0日と起算(実質は4日間の隔離と考えておきましょう)
2.防疫ホテルもしくは一人一戸
一人一戸とは 1つの家に1玄関が原則、同居者はいてはいけません。
但し、同居家族が全員同日に入国なら同室(自宅など)でも可能
その場所が隔離に適しているか警察などにより調査も実施されます。
スマホのGPSで管理されているので、登録したホテルの部屋、もしくは自宅以外からは一歩も出れません。
1秒でも出たら罰金。5万円~となりますので注意ください 
隔離期間中 ホテルの場合、掃除などのサービスはないので自分で行う。ゴミ捨てはドア外に置いておきます。予約により三食提供あります。

自主防疫期間の規定
1.滞在先は隔離期間と同じもしくは一人一室の条件を満たしている場合はそちらでも可能。移動申請書類不要
一人一室の定義:同部屋内にトイレ、浴室が揃っていること
2.自主防疫期間中は一般のホテル滞在は不可
3.2日前の抗原検査で陰性だった場合は外出可能
4.マスクは必須(飲食時のみはずしてもよい)、ソーシャルディスタンスを保つ
5.不特定多数の人がいる場所は避ける
6.公共交通機関に乗車はOKだが、飛行機で離島はダメ

まず隔離先+自主検疫期間滞在の場所を確保しましょう。
台湾では隔離ホテルと通常営業のホテルとはすみわけされていますので、同じホテルの一角が隔離ホテルということはありません。
なのでお気に入りホテルでのんびりスティということは叶わないです

3.入国必要書類及び申請

必要な書類は下記
1. 滞在に必要な居留証もしくはビザ
2.スマホよりWEBサイトへの登録

1.ビザは就労、就学、家族など種類をご確認下さい。
居留証の場合、期限もお確かめください

2.WEBサイトへの登録(入境檢疫系統・Quarantine System for Entry)
台湾到着48時間前からのみ登録可能

登録に準備するもの 
1.スマホ
2.座席番号がわかるe-チケット
3.隔離ホテルの防疫ホテルID、ホテル以外は隔離先住所などわかるもの
4.居留証をお持ちの場合は居留証
尚、12歳以下のお子様は同じ場所で隔離する保護者の方と同じスマホで登録可能です。
こちらから登録

言語は 中英選択
(他の言語はベトナム語とかなのでより理解不能になります)
到着日時を選択して、
スクロールすると最後に右側の数字を入力し次へ
「下一歩」が「次へ」の意味です

国籍、フライトナンバー、どの国から来たのか、
14日以内に滞在した国を登録。
目的の項目は右のように。ビザがある場合はその取得ビザ項目を同じにしてください。

名前やパスポート情報、飛行機の座席など、そして健康調査を入力

到着空港で実施のPCR検査の結果が欲しい方は上のところにチェックして
e-mailアドレスを入力してください。(陽性の場合は間違いなく連絡が来ます)
日本の電話番号で登録(台湾の番号をお持ちの方はそちらを登録)、台湾での隔離先を選択、隔離先のホテルの場合、防疫ホテルID、ホテルの名称が必要です。
隔離先までの交通手段を登録。
12歳以下の同行者がいる場合は緑ボタンをタップし登録をして下さい。


隔離先への交通手段ですが、公共交通機関の利用は不可です
4パターン
①防疫タクシー
②防疫バス(無料)
③家族・友人・知人の迎え、特定業者の車にて迎え
④自身が運転する車(9月1日~)


①防疫タクシーの料金下記地域はメーターに準ずる(1000元以下)
桃園空港から台北、新北、桃園、基隆、新竹
松山空港から台北、新北、桃園、基隆
桃園空港から各地域までのタクシー料金は下図を参考に

②防疫バス(無料)
桃園空港から台北、新北への防疫バスは、台北市での降車場所より隔離先までタクシーは不可
家族・友人・知人のお迎えの車しか認められておりません。
台中など遠方は防疫バスに乗車し、降車場所から防疫タクシー可能です。

③家族・友人・知人の迎え、特定業者の車にて迎え
途中下車とかしてはいけないのでご注意を
この移動手段を登録しないといけません。

④自身が運転する車
9月1日~隔離先まで自身の運で移動が許可されました
レンタカーは不可で自分の車しか運転はできません。
指定駐車場に停車しておき、速やかに移動し隔離先まで寄り道禁止です


登録が完了すると画面一番下に緑ボタンが表示され
必ず画面をスクショして下さい。

ここまでが搭乗前の事前登録内容です

搭乗時の注意事項として
日本で飛行機搭乗時のチェックイン時に登録済かチェックされるので、搭乗前までには入力を終えておきましょう。
スクショを見せましょう!
またこのようにチェックするのでチェックインには非常に時間がかかります。早めに空港着で時間に余裕をもって行動されることをお薦めします。
台湾の空港で荷物がアルコール消毒でべちゃべちゃになります。
特に布製をお使いの場合は要注意です。

4.台湾到着後の流れ

到着したら、スマホ経由WEB登録した内容をフル活用なので、スマホを即、電源入れてください。

空港によりイミグレーションとPCR検査の順序が異なるかも

入境檢疫系統・Quarantine System for Entryは台湾の電話番語が必要です。
台湾の電話番号(simカード)がない方は臨時の電話会社のブースにてsimカードを購入。販売されてるsimカードは30日のみなので、30日以上滞在する方は隔離明け後に電話会社にてsimカードの購入して下さい。またスマホにsimロックがかかってる方は外されてから渡航することをお勧めします。さもないと現地でスマホを買わされる羽目になるかも。
購入したsimカードを装着し、再度システムにログイン、電話番号を修正するとSMSが届きます。

台湾のSIMカードを持っている方は機内で差し替えておくのもいいかと思います。到着後即SMSが届きます。

URLにアクセスし、パスポート番号の下6桁を入力
長くずらずら~と表示されるので
4分割してスクショ。下記2つは1画面に収まるようにする
入境居家檢疫申報憑證
入境健康聲明書(バーコード表示あり)
通過ポイントごとにバーコードや画面の提示でOKになります。

チェエクポイントが書かれてます


入国検疫システムチェックの際にPCR検査キット(空港で実施分)、
隔離期間中の簡易検査キット2回分(2歳以上X人数分)を渡されます。
(ご家族がいる場合はかさばるのでエコバックなど準備するといいかも)

左が簡易検査キット、右が空港で使用する唾液採取キット

ここから順序は空港によって異なるかもです
桃園空港の場合はイミグレーションを通過し、荷物をピックアップ。(荷物はアルコール消毒でべちゃべちゃの可能性が高い)
荷物をもって指示された検査ルームで唾液によるPCR検査を行います。
検疫シールを貼られる場合もあるようです
松山空港の場合は、唾液によるPCR検査(1階)を実施後、イミグレーション(3階へ戻る)、荷物のピックアップ。手荷物をX線に通して出国ゲートへ

検査結果はその場で待たずに、事前に選んで登録した交通手段にて隔離先へ
防疫タクシーを選んだ場合は、入国検疫システムに入力されているのでそれを確認するだけで、隔離先に到着です。
検査結果は希望者のみに届きます(陽性の場合は必ず届きます)

桃園空港、松山空港と短いと40分ほどでタクシーやお迎えにのゲートに出れます。
混み合う場合は1時間以上かかることもあるそうです。


隔離は到着日は0日で翌日より起算して3日間。
家、ホテルの部屋から一歩も出てはいけません。
常にGPSで管理されています
隔離1日目に携帯電話に警察より連絡が来ます
2日目以降はSMSで健康調査です


おわりに
8月15日以降台湾に入国する場合は48時間以内の陰性証明が不要
9月1日以降は隔離方法も変更となりました。
でもまだ各国と比較すると厳しい水際対策。
端的に言うと台湾は陰性証明は不要だけど、隔離は必要。
台湾到着後 LINE登録しておくと毎日の情報が入ります
疾管家
台北市政府(台北に滞在の場合は有効です)

内容は流動的なので必ず政府機関の内容をご確認下さい。

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